またいつか、読み返したい一冊

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全体的に硬めの文体で書かれているので、読みやすさに欠ける。

イラストが多いためイメージはしやすいが、専門用語が多く、読み解くのに時間が掛かる。
マイクロバイオームについて初学者が学ぶのに、この本はオススメしない。
わたしのような初学者には、ジャスティン・ソネンバーグの「腸科学」の方が読みやすく、理解しやすい。そして尚且つ実用的だ。
第1章では微生物やゲノムについて60ページに渡って書かれているが、難しすぎて何度この本を放り投げてしまっただろう。
巻末に用語集が8ページあり解説があるも、これもまた理解が難しい。
ここまで酷評したが、ゲノムや微生物について、より深く学ぶのには本書が最適であろう。

ある程度の知識を有する方ならば、この本の面白さが分かるのだろうな‥
いつか、この本をさらっと読めるような人間に、わたしはなりたい。