【それでも僕は分からない話】

ここ1年ブログを書いてなかったので、最近起こった不思議な出来事をここに綴ろうと思う

 

 

 

【それでも僕は分からない】

 


ある日、僕は ふと気づいた

 

 

 

「お腹が痛い!」と

 

 

 

しかし、理由は分からなかった

 


必死で過去を振り返ってみるも、全く分からなかった‥

 

 

 

 


2週間前、僕はベトナムに行った

 


初めての1人での海外旅行だった

 


ダナン空港に到着するが、タクシーの乗り方が分からず、ホテルまで2時間炎天下の中、歩き続けた

 


突き刺すような日差しが降り注ぎ、汗が大量に吹き出していた

 


用意していた水も、いつの間にか空になっていた

 

 

 

「もうダメだ、熱中症になってしまう」

 

 

 

もちろん、カフェに入る勇気もなかった

 


そんな時だ

 


ふと、周りを見渡すと露店でおばさんがジュースのような液体を売っていた

 


どうやら生搾りジュースのお店だった

 


そのジュースは5000ドン(約40円)で売っていた

 


僕は迷わず注文した

 

 

 

「これ、ひとつちょうだい!!」

 

 

 

突発的に日本語で注文してしまった

 


しかし、おばさんは僕の日本語が理解できたのか、生搾りジュースを作り始めた

 


2つのプラスチックカップに大量氷を入れ、得体の知れない果物を搾り始めた

 

 

 

「ap $g∧gtqa☆?」

 

 

 

ジュースを搾った後にベトナム語で何かを聞かれた

 


よく分からなかったが、取り敢えず僕は黙って頷いた

 


すると、おばさんは少し笑みを浮かべながらタッパーを取り出した

 


その中にはシロップが入っていた

 


そして、シロップを掬って僕のジュースに入れた

 


僕は見て見ぬ振りをした

 


なぜなら、大量にタッパーの周囲にハエが群がっていたからだ

 


もちろんタッパーの中にも‥

 


こうして無事に10000ドン(約80円)を払い、両手にシロップ入りの生搾りジュースを手に入れた

 


少しの疑問と不安を心に抱き、ホテルまで再び歩き始めた

 


無事ホテルに着いた頃には両手のジュースは空になっていた

 

 

 

ダナンは海産物が有名でらしい

 


なりふり構わず注文した

 


ロブスターやシャコ、貝、貝のようなもの、貝ではないもの‥

 


たくさん食べて飲んで大満足の旅だった

 

 

 

「もう1度、またここに来よう」

 

 

 

そう心に決め、日本に帰ってきたのだった‥

 

 

 

 


こうしてベトナム旅行を振り返ってみても、まだ腹痛の理由が分からなかった

 


安静時でも、運動時でも常に下腹部から鼠径部にかけて断続的に痛みが走る

 

 

 

「どうしてだろう⁈」

 

 

 

仕事中も常に、暑くもないのに汗が出ていた

 


これがどういう症状かは分からないが、少し危ない気がした

 

 

 

 


最近、温暖化のために食材に寄生虫が住み着き、病院に運ばれている人が多いそうだ

 

 

 

1度冷静になろうと、ベッドに横になって考えてみた

 

 

 

 


結局、理由は分からなかった